レブチューン2モーターで速くしたい
25年ぶりに始めたミニ四駆。
「爆速兄弟レッツ&ゴー」世代は
・ビートマグナム(直線重視)
・バスターソニック(コーナー重視)
の2台を買い、それぞれの個性を活かしたマシンを作りたいと思っています。
そのため、
ビートマグナムには回転数重視のレブチューン2、
バスターソニックにはトルク重視のトルクチューン2を組みました。
2台の接戦を期待していましたが、コースでもスピードチェッカーでもトルクチューン2が圧勝でした。
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はじめに前回完成したマシン(素組のノーマル)をコースで走らせて、課題だらけということがわかりました。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://rou-blog.com/2022/06/09/376/ t[…]
レブチューン2モーターに救いはあるのか?
前回タミヤの公式サイトでレブチューン2モーターの商品紹介で、小径タイヤに最適と書かれており、大径タイヤのビートマグナムと相性が悪い疑惑がありました。
なら、ギヤ比を見直して大径タイヤに対応できないか模索してみました。
そこで購入したのがこちら、「ARシャーシセッティングギヤセット」です。
ギヤの他に、
・軽量中空プロペラシャフト
・強化クラウンギヤ
・強化ピニオンギヤ
・ボールベアリング
も付いています。
今回はカウンターギヤ、スパーギヤでギヤ比のみ交換して、ギヤ比の影響をみてみました。
果たして有利なはずのスピードチェッカーで惨敗したレブチューン2モーターに救いはあるのでしょうか?
測定結果
今回も検証は以下内容です。
・ビートマグナム
・バッテリー:ネオチャンプ
モーターはレブ、トルク両方計測しました。
【測定結果】
思うことはありますが、まずは1項目づつ。
ギヤ比5:1だとレブチューンの方が速いです。
負荷が減ることで、レブチューンの方が回転数が高くなっています。
ノーマルキット付属の4.2:1だと顕著にトルクチューンの方が速いです。
さらにギヤ比を小さくすると、タイヤを回転させるために必要なトルクがますので、更にトルクチューンが有利になるかと思いきや、両者の差は少なくなっています。
ただこのグラフを見た方は思うでしょう。
「直線マシンを作るならレブチューンよりトルクチューンの方が良くない?」
ということです。
薄々勘づいてはいましたが。子供の頃もみんなトルクチューン使ってましたし。
あとは300mのタイムです。
300mのタイムでもトルクチューンが上です。
3.5:1は検討していますが、これ直線ですかね。
これがコースのタイムなら2台の熱い戦いが観れるのですがね。
ちなみにタイヤの外径からザックリとモーターの回転数を計算してみました。
タミヤの公表値は
回転数[rpm] | 推奨負荷トルク[mN・m] | |
レブチューン2 | 13400~15200 | 1.2~1.5 |
トルクチューン2 | 12300~14700 | 1.6~2.0 |
※推奨負荷トルク時
そして測定結果がこちら。
どちらとも公表値より高回転ですが、
トルクチューンの回転数高すぎません?
推奨トルクに対して、まだ余裕があるということでしょうか?
まだ諦めない
もうレブチューン2をやめてトルクチューン2に交換も考えましたが、
回転数のグラフを見て一つ可能性が見えてきました。
トルクチューンはギヤ比を上げても回転数は変わらずですが、レブチューンは回転数が上がっています。
4.2:1の相性の悪さは謎ですが。
これは恐らくトルクチューンは回転数の頭打ちなのではと思います。
ただレブチューンについては、モーターにかかる負荷を下げれば更に回転数が上がる可能性があります。
なので他の部品の組み合わせ次第ではトルクチューンよりトップスピードが出せるかもしれません。
挑戦は続きます。