個人間でクルマをシェアできるサービスAnycaを利用して、今回ホンダS660を借りてみました。
今回お借りした車両は2022年6月現在貸し出しはされていませんが、
他の方や、Anyca公式の車両もあるので探してみてください。
どんなクルマ
お借りしたのは、2018年製の「α」と言うグレードで、色は専用のブリティッシュグリーン・パールになります。トランスミッションは6MTとクルマ好きには嬉しい仕様です。マニュアル車のラインナップが多いのがAnycaのいい所です。
エンジン | S07A型:658cc 直列3気筒DOHCターボ |
駆動方式 | MR |
最高出力 | 64PS(47kW) |
最高トルク | 104N・m (10.6kgf・m)/2,600rpm |
変速機 | 6MT |
サスペンション | 前後:マクファーソン式 |
全長×全幅×全高 | 3,395×1,475×1,180mm |
ホイールベース | 2,285mm |
トレッド前/後 | 1.300/1.275mm |
車重 | 830kg |
乗車定員 | 2名 |
ホンダが久しぶりに販売した軽スポーツカー。
残念ながら2022年3月に生産を終了してしまいました。
装備はModelloのマフラー、タイヤはYOKOHAMA NEOVA AD08と走りを楽しむには嬉しい装備です。普通のレンタカーならまず体験できないでしょう。
内装はシンプルですが、シートのステッチがカッコよく、MRレイアウトなので、
足元が軽自動車とは思えないほど広いです。
FRだとペダル類が端に追いやられてますが、MRは最適な所にペダルが置けるのが強みです。
スピードメーターはブースト計も付いており、7,600rpmからレッドゾーンになってます。燃費系も付いており、数値は気になりますが、そこは後ほど・・・。
運転してみて
軽自動車のエンジンですので、「パワフル!」というのは全く期待していませんでしたが、ギア比が良いのか思っていたより軽快に走りにびっくりしました。
ただ高速で6速まま加速はできないので、MT操作はできるようになる必要があります。
リア荷重リア駆動なので、コーナーの立ち上がりでタイヤにトラクションが掛かかって加速していく感覚は、まさにスポーツカー!
しかも安全な速度域で体験できるのが良いポイント!
(パワーのあるクルマだと、それなりの速度になってしまいますからね)
乗り心地もホンダのスポーツカーは良くも悪くも「硬い」という印象ですが、
S660は全然苦にならなく、街乗りも快適でした。
この乗り心地なら、大阪ぐらいまでなら快適に走れると思います。
そして凄いのが燃費。
高速で何も考えずに運転して24.6km/L!
鎌倉の渋滞に長時間引っかかっても22km/L!
こんなに低コストで安全にスポーツカーが楽しめるなんて。
最後に
S660の生産中止理由は法規制対応ができないためとなっていますが、
こんな名車が作れなくなる法律で、世の中をどう良くするための法律で、
本当に必要な法律なのだろうか。
(具体的にどの法規対応かは調べても分かりませんでした)
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